ハイル語録よもやま話
平々凡々
- 与三郎
2026/10/17 (Sat) 00:29:16
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名もない風のように生きて
けれど夕暮れの窓辺に差す光は
誰の人生にも等しくやさしく
平々凡々で
語るほどの出来事もない日々
それでも庭の一輪の花が
今日という日をそっと彩っていた
平々凡々で
なんの変哲もない道をゆく
その足もとに咲く野の花を
幸せと呼ぶのかもしれない
楽しい日々
- 与三郎
2026/10/16 (Fri) 02:37:09
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朝の光が窓をたたき「おはよう」と風が笑う
何気ない道を歩くだけで
季節は小さな贈り物をくれる
夕暮れは今日を優しく包み
空には茜の約束が残る
特別なことはなくてもいい
ありふれた幸せが宝物
昨日より少しやさしくなれたなら
それだけで楽しい日々
明日もまた新しい風とともに
希望の扉を開く
あの場所 - 与三郎
2026/10/15 (Thu) 01:11:09
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あの場所へ戻るたびに
不思議と心は静かになる
風は昔と同じように木々を揺らし
空は何事もなかったかのように広がっている
変わったのは景色ではなく自分の方なのだろう
かつてそこで流した涙も
胸を熱くした喜びも
今では遠い記憶になった
それでも足を止めれば
あの日の声や空気がそっと蘇ってくる
人は前へ進むために歩き続けるが
ときには「あの場所」に帰ることで
自分が何者だったのかを思い出せる
だから今日も静かに立ち尽くす
懐かしさと少しの切なさと
そして新しい希望を胸に抱きながら
めぐる因果 - 与三郎
2026/10/14 (Wed) 01:28:09
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めぐる因果は糸車きしりきしりと音を立て
蒔いた言葉は風に乗り忘れた頃に花となる
善も悪もよりあわされて 白き糸にも影はあり
切れたと思う縁の端 めぐりめぐって手に戻る
春の涙は夏を呼び 秋の別れは冬を越え
誰が織るとも知れぬまま 明日の布へと紡がれる
めぐる因果は糸車止まることなく静かにて
人の一生そのものを月あかりの下で織り続ける
ただ1度 - 与三郎
2026/10/13 (Tue) 01:15:58
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人生には、ただ一度しか訪れない出来事がある
それは特別な日かもしれないし
何気ない午後のひとときかもしれない
ほんの短い会話偶然の出会いふと交わした笑顔
その瞬間には気づかなくても
後になって振り返ると
その出来事が自分の心に深く残っていることがある
同じ景色は二度と見られず
同じ時間は戻ってこない
だからこそたった一度の出来事には
かけがえのない価値がある
日々多くのものを見過ごしながら生きている
しかし人生を彩るのは大きな成功や華やかな記憶だけではない
胸の奥で静かに光り続けるのは
むしろ「ただ一度」の何気ない出来事なのかもしれない
その一瞬は過ぎ去っても
その時に感じた温もりや感動は
いつまでも心の中で生き続ける
明日という日 - 与三郎
2026/10/12 (Mon) 00:58:48
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明日という日は
まだ誰の足跡もない道
明日という日は
約束ではないけれど
窓を開ければ風になり
雲の切れ間には光となり
「もう少しだけ歩いてごらん」と
そっと背中に手を添える
昨日を変えることはできなくても
今日をやり直せなくても
明日という日は
何度でも心に芽吹く
小さな希望の名前
だから今は焦らなくていい
急がなくていい
星が夜空を渡るように
願いもまた
静かに明日へ向かっているのだから
何気ない毎日 - 与三郎
2026/10/11 (Sun) 03:23:17
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朝の窓をひらけばいつもの空がそこにある
急がなくても来る朝と気がつけば過ぎている昼
湯気の立つお茶の向こうで 誰かの言葉を思い出し
風に揺れる木の葉を見ては季節の歩く音を聞く
特別なことはないけれど 今日もちゃんと笑ったり
少しだけため息をついたり
そんな小さな一つひとつが知らないうちに重なって
いつか振り返るその時に懐かしく光るのだろう
何気ない毎日は何もない日ではなく
静かに幸せを育てている
かけがえのない時間だから
楽あれば苦あり - 与三郎
2026/10/10 (Sat) 01:12:40
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楽あれば苦ありと 古より人は語りけり
春の花 咲き誇ればやがて風に散るごとく
喜びの笑みの陰には 涙の種も眠りおり
されど苦しみ続くなら希望の芽もまた育つ
雨なくして虹はなく夜なくして朝は来ず
楽と苦とは川の流れ巡り巡って寄り添いて
今日の苦労は明日の糧今日の歓びは心の灯
楽あれば苦あり 苦あればまた楽あり
人生という長き道 その歩みこそ宝なり
良い出来事 - 与三郎
2026/10/09 (Fri) 03:13:05
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良い出来事よりも嫌な出来事の方を
強く覚えてしまいがちで
一日の中で九つの良いことがあっても
一つの失敗や不快な出来事が心に残り
そのことばかり考えてしまう
良い出来事は決して少ないわけではなくて
空がきれいだったこと
誰かが優しく声をかけてくれたこと
美味しく食事ができたことなど
小さな幸せは日常の中にたくさんあり
それらは当たり前のように感じられ
気付きにくいだけ
良い出来事に気付く力は
特別な才能ではなく
日々の暮らしの中で意識して探すことで
少しずつ育てていくことができる
出合い - 与三郎
2026/10/08 (Thu) 00:38:58
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そして私は風の中に名前を置いてきた
誰かに呼ばれるためではなく
ただ空へ溶けるために
揺れる草の先で光は小さく笑い
遠い雲の影が季節のページをめくっていく
振り返れば歩いてきた道さえ
風に洗われてやさしい記憶になっていた
だから私は急がない風が知っているから
別れも出会いもそして私は風の中に
静かに立つ見えない未来へ
一枚の葉のように身をまかせながら