ハイル語録よもやま話
神は
- 与三郎
2026/09/07 (Mon) 01:45:58
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神は遠くの空にいるのではなく
静かな呼吸の奥にひそやかに宿っている
迷いが影を落とす日も
胸の底でかすかに光るものがあるなら
それは外から与えられたものではなく
自分の中に生まれ続ける神そのものだ
耳を澄ませば
やわらかい声が聞こえる
「進め」とも「止まれ」とも言わず
ただ澄んだ方へ向かう勇気だけをそっと渡してくれる
神は自分の外に探すものではなく
自分の中の静けさが形を変えた存在
その光を抱いて歩くとき
世界は少しだけ優しく見える
心優しき人
- 与三郎
2026/09/07 (Mon) 01:16:51
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その人は誰かの言葉の端にある
小さな揺れを見逃さない
声よりも先に空気の変化に気づいてしまう
「大丈夫だよ」と言う前に
そのまなざしがもう相手の心を支えている
心優しい人は痛みを奪おうとはしない
ただ痛みがひとりぼっちにならないように
そっと隣に風を通す
その優しさは涼しさのように
静かでやわらかくて
気づけば胸の奥を軽くしてくれる
その人がいるだけで
光は少し澄んで見え輪郭がやさしく整う
まるで風がひとつ生まれたように
心の実り
- 与三郎
2026/09/06 (Sun) 02:32:13
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心の奥にそっと育っていた想いがある
急がず騒がずただ静かに季節を重ねてきた気持ち
ある日ふと風がやわらかく揺れたとき
その想いが実りのように手のひらへ落ちてきた
喜びでも寂しさでも懐かしさでもない
ただ自分の中で熟していたひとつの優しさ
それを誰かに渡すとき
世界は少しだけ明るくなる
心の実りは声にしなくても
そっと誰かを包む力を持っている
なるがまま - 与三郎
2026/09/05 (Sat) 00:43:54
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思いがけない出会いもふいに訪れる別れも
計画の外側からやってきて
心の形を少しずつ変えていく
抗おうとすれば世界は固くなる
受け入れようとすれば
世界は少しだけ柔らかくなる
なるがままに生きるとは
「流されること」ではなく
「訪れた出来事を自分の速度で受け止めること」なのだ
人生はこちらが力を抜いた瞬間に
ふっと優しい顔を見せることがある
そのとき初めて
「なるがままに生きる」という言葉が
自分の中で静かに形を持ち始める
ある日の午後 - 与三郎
2026/09/04 (Fri) 02:34:59
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窓から差し込む光がテーブルの上のティーカップ
笑い声がふわっと重なる
ホットのアイスコーヒーって言っちゃった
「それもう新しい飲み物じゃん」と肩を揺らす
「ホットでアイスでホットならぬるいのが正解」
その真剣さが逆におかしくてまた笑う
カフェのテラスに柔らかい風が通り抜ける
笑い声と風の音が混ざって
時間が少しゆっくり流れる午後
人は弱い - 与三郎
2026/09/03 (Thu) 02:04:33
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人は弱い
その弱さは夜の風みたいに静かで
ときどき胸の奥を揺らしてくる
けれど——
弱さは折れる理由ではなく
歩き続けるための小さな灯りだ
強さだけで立とうとすると
影は濃くなり孤独は深くなる
弱さを抱えたまま進む人だけが
他者の手の温度を知る
弱さは傷ではなく
生きるための柔らかな余白
その余白があるから
人はまた朝へ向かって歩き出せる
優しき人 - 与三郎
2026/09/02 (Wed) 01:38:07
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誰かの痛みを見つければ
自分のことのように胸の奥がふわりと動き
そっと寄り添うように言葉を置く
その優しさは声よりも先に空気を温め
影さえもやわらかくしてしまう
その人がいるだけで
光が少しだけ澄んで見え
誰かの心の中に
静かな風がひとつ生まれる
歩いて帰る - 与三郎
2026/09/01 (Tue) 01:50:39
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今日は歩いて帰りたい気分だ
足取りは軽くて
まるで道のほうが
「おかえり」と先に笑ってくれているみた
街灯の光はやわらかく
風は背中をそっと押してくれる
ひとつひとつの景色が
これからの自分を明るく照らしてくれる気がする
歩くほどに心が軽くなる
まだ見ていない明日が
少し楽しみになるような帰り道
離れてても - 与三郎
2026/08/31 (Mon) 02:15:54
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遠く離れても
心のどこかで思う瞬間がある
ふとした風の匂い
夜更けの静けさ
誰かの笑い声
そんな些細なきっかけが
あなたへと続く細い糸をそっと震わせる
距離はたしかにある
けれど想いはいつも自由で
どこへでも届く
声が聞こえなくても
姿が見えなくても
思う気持ちは静かに確かにある
遠く離れても忘れない
遠く離れてもつながっている
その事実だけで心は少し安らぐ
噓 - 与三郎
2026/08/30 (Sun) 00:59:52
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「大丈夫だよ」と言う
本当は心の重さを全部知っているのに
その重さを軽く見せるために
言葉の端をそっと丸くする
嘘は刃物じゃない
誰かを守るために
光の当たらない場所で
静かに形を変える布みたいなもの
傷つかないように
少しでも柔らかくなるように
その布をそっと広げる
もしこの嘘が永遠であってほしいと願うなら
それはきっと
真実よりも優しい時間を求めているから